【英語発音矯正】英語ができるようになる練習方法|英語を1万2千時間使い続けてわかったこと|日本人のためのアメリカ英語発音矯正コース

 

アメリカ英語発音を教えているAiko Hemingwayです。アメリカ在住歴22年、UCLA言語学学科卒、カリフォルニアのTEDx登壇、トーストマスターズ、など、アメリカでいろんなことに挑戦してきました。

 

今回は、英語を使い続けて1万2千時間経った時点で、

英語を伸ばす最適な練習方法を紹介します

動画でもぜひご覧ください

 

Step 1

ディクテーション

アメリカに留学したての頃、英語が全く通じない、聞き取れない、簡単な文章も組み立てられないというレベルで、ディクテーションをすぐに始めました。

そこで選んだ映画は、Friday。クリスタッカー (Chris Tucker) の早口を聞き取りたくてこの映画を選びましたが、彼の言ってることは一言も聞き取れずで、最初は苦戦の連続!

でも、なんと言ってるかという単語や文章を見ると、知ってる単語も多かった。

それなのに、なぜ聞き取れないのか。

そうか、「音」を知らないからだ!

と、音を覚えるようにして、意味は後からでもいいんだ。ということをここで学びました。

英語を習得する時の順番は、「音」が最初で、「意味」を後にすること。

そして、18ヶ月かかりましたが、この映画に出てくる文章をまるまる覚えるという完コピをしました。

そこからかなり早い発音も聞き取れるようになりましたよ^^

ディクテーションは本当にお勧めです

 

Step 2

英語を英語で捉えること

アメリカに住み始めて、アメリカ人の言ってることが何も聞き取れないというレベルだったのですが、

そこからすぐにスタートしたことは、英語を英語だけで捉えるという訓練

英語で日記を書き、知ってる単語だけで表現する練習をし、

英語を覚える時も、日本語にしないでイメージで捉えるということをしました

自分が言いたいことも、日本語から英語にするのではなく、イメージを英語にするという練習をくりかえす

考えてる時も英語

ずっと英語

これで3ヶ月で、英語を英語だけで捉えることができてきたのです

なぜ3ヶ月と言い切ってるか。

それは、3ヶ月で夢が英語になっていったから。

日本語が夢の中に出てこなくなって、

英語を周りの人が話していて、それに対してI don't understand themと英語で戸惑ってるという夢を見始めたのです

英語力が低くても、英語だけで考えることはすぐにできる

これは、語彙力の問題でもなく、文法の問題でもなく、

想像力の問題です

 

Step 3

独り言を英語にする

一人でいる時間をいかに活用できるかで、英語習得のスピードが変わります。

なぜなら、誰かと話していない時間の方が、普段は多いからです。

歩いてる時、家にいる時、歯を磨いている時、掃除をしてる時、黙っている時間を英語モードで過ごすと、英語を使うことがだんだん普通のことになってきます

独り言でぶつぶつ言ってもいいですし、

何かをメモするときに英語を使うと言うのでもいい。

とにかく英語が身近になるような習慣をつけていく。これが私にとても効果のあった方法ですし、多くの日本人に効果があることだと思います。

とっさの一言が英語になる。これで英語モードになっているかがわかります

私のように内向的な人は、英語を話す機会が少なくなってしまうので、

自分からスピーチする場を増やすというのもやってくださいね

自分の環境は自分で作るという責任がありますから。

 

Step 4

音量を下げて英語を聞く

第二言語である英語は、大きな音で聞く時と、音量が低い状態で聴くときとでは、

理解力の差が出ると思います

母語である日本語だと、ヒソヒソ話でもちゃんと意味が聞こえてきませんか?

いやでも内容が耳に入ってくるってこともありますよね。

これは、小さな音でも、自分の母国語だから、脳が聞こえない部分も穴埋めしながら聴くことができるからです

 

セカンドラングエッジである英語は、それができません

だから音量が低いと、聞き取りにくいところはまるまる聞こえなくなってしまいます

脳が聞こえない部分を穴埋めしてくれないからです

なので、脳の訓練をしていきましょう

音量を低くして英語を聴き、脳が穴埋めしなければいけないという状態にして、

脳に負荷を与えましょう

これで脳のトレーニングができます

 

Step 5

発音を学ぶ

私は小さい頃からピアノをしてきて、音には敏感だろうと思い、アメリカに来てから「アメリカ人の真似」で英語の発音を習得できるだろう。なんて思っていました。

でも、アメリカに住み始めてから6年目。英語の母音が全然わかっていなかったということにやっと気がつきます。

ここで、真似では限界がある。というのを知り、発音矯正という分野を発見したのです。

The American Accent Guideという本を買い、著者のBeverly A. Lujanから直接レッスンを取りました。

言語は音楽やスポーツと同じ。

独学や真似では限界がある。

なので、ぜひ早いうちに発音矯正コースや、発声レベルでチェックしてくれる発音コーチから学ぶ。という選択肢を考えてみてくださいね。

自分の変な癖がついてしまうと、その後が大変です!

これはスポーツや音楽をしてきた方にはピンと来ますよね。

思えば私も、ピアノは、ちゃんと先生から学びましたし。

オリンピックを目指す選手が、「独学で練習してきました」なんてこと、絶対にないのと同じです。

 

なので、私も発音矯正、UCLA言語学など専門知識を学んできて、英語の発音を基礎から教えています。具体的に、サイエンティフィックに教えています。

大人になってからでも英語発音はしっかりと伸びる。これが私のモットーです。

何歳から始めても遅くはありません。 

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